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ROTARY SHARES - Wilfrid J. Wilkinson - |
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| 西宮甲子園ロータリークラブ週報 クラブ会報委員長 井上 薫嘉 プログラム委員長 勝部 芳樹 | ||
行事予定
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本日(2月20日)のソング
ビジター な し 卓話予告 2月20日(水)『最近の世相と社会生活の本質について』 長部 会員 2月27日(水)『卓 話』 中川 会員 出席率報告 吉井 委員長
会長挨拶 森田 副会長 明日のバレンタイン・デーに因んで、事務局から皆さん全員にチョコレートがプレゼントされました。自分こそが「本命」だと信じて、お楽しみ下さい。 さて、この1週間は冬らしい日が続いています。今日も少し雪が舞っていますが、2月9日には、久しぶりの積雪がありました。嫌がる人もありますが、私は冬は冬らしくある方が好きです。しかし現在の世界的な関心事というべきか、心配事と云いますと、「地球温暖化現象」であります。そしてその主犯は、急増する二酸化炭素(CO2) |
であると強調されています。たしかにCO2に温室効果のあることは、かなり以前から知られていたようです。宮澤賢治の『グスコーブドリの伝記』では、主人公グスコーブドリの一家は、冷害による飢饉で、離散します。ブドリはたいへんな苦労の後、クーボ博士に認められ、イーハトーブ火山局に就職できました。しかし27才のときに再び冷害がおそってきます。自分の苦しい経験を、多くの農民が二度と味わわないようにと、自分の命を犠牲にして、火山を人工的に爆発させます。その結果CO2濃度が上って冷害を回避できたという感動的な話です。CO2が急激に増えている現状から、このことが、地球温暖化の要因のひとつであろうと思われます。しかし一方では、46億年の地球の歴史にあって、氷河期と温暖期(専門語は「間氷期」だそうです)が、周期的に繰り返されております。学者の中には、現在その間氷期の最盛期にあたり、CO2だけを悪者扱いにすべきでないと主張する人もいます。大阪市立科学館の学芸課長で、日本プラネタリウム協会理事長の加藤賢一さんから聞いた話では、氷河期約10万年のあとに、温暖期が約2万年続くという周期が検証されており、最後の氷河期は約1万年前に終わったということです。このようなマクロ的気候変動を説明する諸説の中で、ユーゴスラビア(スピーチでロシアといったのは間違いです)のミランコビッチの主張した地軸傾斜角変動説が有力だそうです。地球の公転面に対し、地軸が23.5度傾いていますが、11〜12万年周期で約±1度ブレることが、気候変動周期とほぼ一致しているのだそうです。人類の数や排出物質の増加という地球表面の要因のみならず、地球そのものの変動という人間ではコントロールできない要因が関係しているらしい。このことを暗い運命的なものとして捉えるのか、それとも壮大なロマンを感じるのか、人それぞれの見方があると思います。 委員会報告 な し 幹事報告 勝部 副幹事 1)皆様よりPHD協会募金の寄付金BOXへご協力頂きました\15,697をPHD協会へ送金寄付します。ご協力有り難うございました。 | |||||||||||||||||||||
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プログラム 「化学の周辺−18−事故」 古元 会員 原子番号11のナトリウム(Na)と云う金属がある。有機合成化学では有用、多目的に使用される。例えばクッキーなどに使用される合成香料の製造には欠かせない金属である。又、その化合物として身辺には、食塩(NaCl)、重曹(NaHCO3)、固型石ケン(RCO2Na)などがある。 Naは通常、空気中の湿気を避けるために石油中に保管されるが、水とは激しく反応して苛性ソーダ(NaOH)及び水素(H2)を発生し同時に発火する。水をかけると発火する消防署泣かせのヤッカイな金属である。かなりなれた化学屋でもNaを取扱う時は極度の緊張と、時には恐怖感を伴う。 Naについては思い出してもあまり面白くない経験がある。仕事を始めてより数年目、合成化学が面白くなって来た頃の事である。ある実験でH2ガスが必要となった。当時、現在の様な小型水素ボンベの市販品は無かった。水素は自分で作る事を考えた。H2は鉄に塩酸を作用させても得られるが、鉄に含まれる不純物の硫化鉄のため得られるH2ガスには硫化水素(H2S)が含まれる。H2Sは目的の反応には不都合な不純物(触媒毒)である。Naに水を作用させて得られるH2は最も純度が良い。 ガラスフラスコに滴下ロト(水を加えるため)とガラス管を取付け、ガラス管の先端はガス捕集器につなぐ。 |
準備OKで水を加え始めるとNa表面から盛に泡(H2)が発生している。更に水を加えるとNaは熔解し黄色の火だるまに変った。激しいものだなあと思った瞬間「ドカン」である。ガラス装置はすべて破裂し、周辺はNaの小球が飛び散りまだブクブクと泡立っている。こういう時は逃げるが一番である。幸い付近には可燃物は無く、ガラスによるケガも無く終ったが、一瞬何がどうなったのかわからなかった。まさに「生兵法は大ケガのもと」を地で行った様な失敗である。後で考えてももうおそい。必要なH2量を発生するNa量、水の量は2Na+2H2O=2NaOH+H2の化学方程式で正確に計算出来る。発生装置も間違いなく組立てた。当然ではないかと云う極めて単純な初歩的なミスをやっていたのである。装置中には空気(酸素)が存在する。この空気を不活性ガス(N2、Heなど)で置換し酸素をパージしておくべきであったのである。H2を発生しながら火だるまのNaが発生したH2と酸素の混合物に引火したのである。 H2、酸素の混合物に着火すると爆発的に水に変る事は化学の基礎知識としてよく知っていたのにである。この辺が理論と実際、又知識と体験とのアンバランスと云われるものである。 ほんとうのプロはこんな失敗をしないものである。職業上、日頃の自己研さんの云われる所以である。 |